【W杯閉幕】レッドカードに30分ハーフタイム!?広告のプロが見た、ワールドカップの強烈な「アメリカ流マーケティング」

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【W杯閉幕】レッドカードに30分ハーフタイム!?広告のプロが見た、ワールドカップの強烈な「アメリカ流マーケティング」

こんにちは。株式会社アトマ 代表の坂田です。

少し前の記事でサッカー・ワールドカップ(W杯)の日本代表について書きましたが(→記事はこちら)、

残念ながら日本は決勝トーナメント1回戦で敗退となってしまいましたね。

それでもサッカー好きの私は、その後も毎日のダイジェストチェックが欠かせませんでした。

今回のワールドカップはアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共同開催でしたが、大会全体を通して「やっぱりアメリカの意向(マーケティング力)が凄まじく強い大会だな」と感じることが多々ありました。

今回は、ちょっと主観も混じってしまいますが(苦笑)、日々広告やマーケティングに関わる人間の視点から、今回のW杯で驚いた「世界の広告手法の裏側」を少しお話ししてみたいと思います。

試合中の「3分間」に隠された、先進国のしたたかな戦略

ニュースなどでも話題になっていた、試合途中に設けられた「3分間の飲水タイム」。 最初は「過酷な環境での熱中症対策として、選手ファーストで素晴らしい取り組みだな」と純粋に見ていました。

しかし、その裏側を知って驚きました。

なんと、この一瞬のストップ期間に「テレビ広告(CM)を流せる枠」を作り、FIFAに莫大なスポンサー収入が入る仕組みになっていたというのです。

「ただ選手を休ませるだけでなく、そこもビジネスに変えてしまうのか!」と、良くも悪くもマーケティング最先端の国が仕掛ける手法の抜け目のなさに、思わず唸ってしまいました。

さらに驚いたのは決勝戦です。

サッカーの世界規定では、前半と後半の間のハーフタイムは「15分」と厳格に定められています。

ところが、今回は当初「30分」に延長し、有名歌手によるハーフタイムショーを実施しようという計画が報道されていました。

多くの視聴者を取り込んで広告収入を跳ね上げるためのフェスティバル化戦略だそうですが、最終的に30分より少し短くなったとはいえ、マドンナやジャスティンビーバ、BTSなど、多くの有名人が登場し、さすがにこれには本来の主役はサッカー観戦なので「やりすぎでは…」と感じてしまいました(笑)。

W杯は世界最大級のイベントですから、商業的な成功が不可欠なのは百も承知です。

ただ、いちファンとしては、国の威信を懸けて戦うピッチ上の神聖なドラマよりも、商業ファーストが前面に出すぎてしまうと、少し寂しさを覚えてしまいますね。皆さんはどう感じられたでしょうか?

一番唖然とした「驚きのルール変更」

そして、今大会で最も「開いた口が塞がらなかった」のが、アメリカの選手が前の試合でレッドカード(退場処分)を受けたにもかかわらず、特例(※)で次の試合に出場できたというニュースでした。

これにはさすがに「ルールとは一体…」と興覚めしてしまいましたし、むしろ大人の事情に振り回されたその選手自身が可哀想に思えてなりませんでした。

スポーツの根本であるフェアプレー精神だけは、どれだけビジネスが巨大化しても守ってほしいものです。

(※注:実際、この措置は「開催国への過剰な配慮ではないか」「大会の公平性を揺るがす前代未聞の特例だ」として、世界中のサッカーメディアやファンから大きな批判を浴びた異例の事態でした)

それでも、フットボールの本質に魅了されて

…と、中盤まではアメリカ流のド派手な商業主義にモヤモヤしていた私ですが、結局のところ、いざ試合が始まればそんな不満はどこかへ吹き飛んでしまいました(笑)。

アルゼンチンの至宝・メッシの圧巻のプレイや、スペインが圧倒的なボール保持から美しい連携でチームとして相手を崩していくスタイル。そのあまりの美しさと熱量に見入ってしまい、気づけばレッドカードの違和感など完全に忘れて画面に釘付けになっていました。やはり「本物の感動」が持つパワーは、どんな緻密なマーケティングをも凌駕しますね。

優勝したのはスペインでしたが、ほぼズレのないパスワークとボールの回収には、観戦後にとんでもないチームだなと痛感しました。

熱い戦いが幕を閉じ、少し寂しくなりますが、今回の経験を経て、次回の日本代表のさらなる躍進がますます楽しみになりました。これからも変わらず、日本サッカーを応援していきたいと思います。

今回は、広告のプロとしての視点にかこつけて、ついつい熱い主観を述べてしまいました(失礼いたしました!)。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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