センスの良い会社案内の制作方法とは?
こんにちは。代表の坂田です。
会社案内を作成するにあたり、さまざまな相談をお受けします。
その中でも「センスの良い会社案内を作りたい!」とよく耳にします。
とはいえ、「センスの良い」って抽象的ですよね?
例えば、デザインがよければ「センスが良い!」になるとお思いの方も多いのではないでしょうか?
もちろんデザイン力が必要なのは大前提ですが、そのデザインに対する理由付けがそれ以上に重要です。
今回は、「センスが良い!」と言われやすくなる会社案内の作成方法のポイントをお伝えします。
センスの良い会社案内制作のポイント
さて、センスの良い会社案内を制作する上で大切なポイントは企画コンセプトです。
企画コンセプトって?よく分からない方も多いかと思います。
ポイントを3つの順に紹介していきます。
1.企画コンセプトとは会社のあるべき姿をメッセージ化することです。
企画コンセプトとは、
会社の伝えたいことを一言に集約して、それを核として会社案内の誌面で展開することで
会社のブランド(あるべき姿)を具体的に外部へ発信することです。
でも、これって難しい表現ですよね?
ようするに、
外部へ分かりやすい会社からのメッセージを作りましょう!ということです。
このメッセージが分かりやすく明確であればあるほど、
会社の伝えたい会社案内=センスの良い会社案内につながると考えます。
2.企画コンセプトを作るための前準備として
この“企画コンセプト”を作成するためには、
さまざまな視点や角度からお客様のことを知ることが必要です。
お客様について知りたいこと
- 事業内容
- 独自の強みや専門性
- 現在の会社の立ち位置
- 今後の会社の方向性(どのような会社をめざすのか)
- 代表者のメッセージ など
上記はあくまでも一例ですから、打ち合わせ内容によって、質問の臨機応変さが求められます。
まとめると会社案内の“企画コンセプト”を導くためには、
“ヒアリング(打ち合わせ)能力”と“そこからさまざまなことを読み取る能力”
この2点が必要不可欠です。
アトマがなぜ初回の打ち合わせを重要視しているかは、まさに上記2点を重視しているからです。
会社によっては、電話やメールで会社案内の目的や入れたい内容を質問するというところもあります。
しかし、電話やメールで伝えたい想いは本当にすべて伝えられるでしょうか?
私は、作りたい想いを直接お会いしてじっくりとお伺いするのが、セオリーだと考えます。
3.他業種の作成経験や柔軟な思考でプラスアルファを
企画コンセプトを立てるにあたり、もう1ステップ大切なことがあります。
それは、ヒアリングする人間のさまざまな業種の作成経験と柔軟な思考です。
この業種だけが作成得意!というのも専門性があっていいかと思いますが、果たしてそれが正解でしょうか?
おそらく、ある程度、型にはまったものになると私は考えます。
さまざまな業種の作成を経験していることで、アイデアの幅が広がり、独自性が生まれるのではないでしょうか。
また、打ち合わせの際の会話の中での他業種の活動例によるヒントもお伝えできるかもしれません。
しかし、さまざまな業種の作成経験があるということで、一人でコンセプトを立ててもまだ正解ではないと考えます。現在の社会はものすごいスピードで変化しています。凝り固まった考えだけでは、この先の会社の発展につながる企画コンセプトが立てられるかと言ったらどうでしょうか?
答えは、“NO”です!
そこで、弊社は私が骨格を考え、全社員によるブレストミーティング(企画会議)を実施します。年齢は20~40代の男女と幅広いですので、いろいろな意見が出ます。それを踏まえることにより会社案内の企画コンセプトが完成します。
そして、会社案内を実制作するデザイナーも企画会議に参加しているので、その場でデザインの方向性も固まり、会社のブランドを表現したセンスの良い会社案内ができます。いかがでしょう?
まさに、一石二鳥です。
まとめですが、センスの良い会社案内とは、デザインの理由付けがなされている会社案内です。
この企画コンセプトの立て方を会社の創業から社風として実施しています。
最後にこのブログをお読みになられている皆さんへ、
アトマの会社案内制作のセンスが良いかどうかはアトマ制作実績ページでご判断ください。