半沢直樹「イカロスの翼」を読み返して。ルールより信頼を選んだ、ある判断の話

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半沢直樹「イカロスの翼」を読み返して。ルールより信頼を選んだ、ある判断の話

こんにちは。株式会社アトマ 代表の坂田です。

先週末、久しぶりに本棚に眠っていた池井戸潤さんの「イカロスの翼」を読み返しました。今日はその感想を書いてみようと思います。

社内政治のための仕事と、お客様のための仕事

半沢直樹シリーズのこの一冊には、社内政治や自分の保身のために仕事をする人物が数多く登場します。一方で主人公は一貫して「社会のため、お客様のため」というビジネスの根本を大切にし、損得勘定だけでは動かないまっすぐな軸を持って行動します。読み返しながら、初心を思い出させてもらいました。

規定より、お客様との信頼を選んだ判断

最近、実際にこれに近い判断をした出来事がありました。

あるお客様から、新しい取り組みに伴うホームページのページ追加のご依頼をいただき、デザインを作成していました。ところが制作の途中で、お客様の社内で事情が生じ、「一時ストップさせてほしい、必ず再開するので」というご相談を受けました。

弊社では本来、制作を途中で止める場合、それまでにかかった費用をいただく規定になっています。ですが、長くお付き合いいただいているお客様でしたし、「必ず再開する」という言葉を信じ、規定通りに費用をいただくことよりも、お客様の事情を優先する判断をしました。

ビジネスとしては、正直「甘い」判断だったかもしれません。ですが、目先のルールを厳格に適用することよりも、これまで積み重ねてきた信頼関係を大切にしたい、という気持ちのほうが勝りました。

経営者として、あらためて思うこと

日々の業務では、目の前の売上や規定ばかりに意識が向いてしまう瞬間もあります。ですが、小説を通じてあらためて「誰のために仕事をしているのか」を問い直す時間はとても貴重です。

規定やルールはもちろん大切ですが、それ以上に、お客様との信頼関係を守ることの方が長い目で見て会社の財産になる。今回の判断が正しかったかは、これからのお付き合いが証明してくれるのだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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