BtoBでも、かたい発信だけでは届かない時代になってきました
![]()
こんにちは。代表の坂田です。
先週、LinkedIn [LinkedIn(リンクトイン)詳しくはこちら] に関するニュースを読んでいて、
「やっぱりそうなってきたな」と思いました。
Reuters(イギリスの報道メディア)によると、LinkedInがBtoB広告に本格的に力を入れ始めていて、
広告主向けの新チーム「BrandWorks」を立ち上げ、
動画広告プログラム「BrandLink」の収益は今期ほぼ3倍を見込んでいるそうです。
さらにCEOによる動画投稿は過去2年で68%増えているとも。
ビジネス向けのSNSであるLinkedInがここまで動画と人の発信を重視し始めているというのは、
BtoBの世界が静かに変わってきていることを示していると思います。
「きちんとしている」だけでは、印象に残らない
BtoBの発信は、どうしても、かたくなりやすいものです。
会社概要、実績紹介、サービス説明、導入事例。どれも大切な情報です。
企業相手の仕事である以上、信頼感や正確さは欠かせません。それは今も変わらない。
ただ、それだけでは届きにくくなってきているのも、最近ひしひしと感じることです。
正確で、きちんとしていて、内容に間違いもない。でも、読み終わっても何も印象に残らない。
そんなホームページや会社案内が、世の中には意外と多いのではないでしょうか。
情報は手に入る。でも「この会社らしさ」はどこにも書いていない
サービス内容、機能、価格の考え方、実績。こうした情報は、ホームページを見れば分かりますし、
検索すれば比較もできます。今やAIで要約することだってできます。
だからこそ、最後に差がつくのは「情報量」ではなくなってきています。
似たようなサービスを提供している会社が複数あったとき、
最終的に気になるのはどういうところか。おそらく、
- どんな人が対応してくれるのか
- どんな考え方で提案してくれるのか
- こちらの話をちゃんと聞いてくれそうか
- 信頼して任せられそうか
といったことではないでしょうか。
BtoBこそ、最後は人と人の信頼で決まることが多い。
企業同士の取引だからこそ、「この会社なら一緒に進められそうだ」という安心感が、
機能や価格と同じくらい大事になります。
「くだける」のではなく「人が見える」こと
ここで誤解してほしくないのですが、「かたい発信をやめる」というのは、
「軽くする」とか「ふざける」という意味ではありません。
大事なのは、分かりやすく、人が見えることです。
なぜこの提案をしているのか。現場で何を見てそう感じたのか。
仕事をするうえで何を大切にしているのか。
そういうことが発信の中に入ると、ただの会社説明ではなくなります。
「この会社はこう考えているんだな」「ちゃんと現場を見ているんだな」と伝わる。
それが信頼感につながっていくのだと思います。
LinkedInで動画が伸びているのも、同じ理由だと思います。
動画は情報を伝えるだけでなく、人の表情や話し方、場の空気感まで伝えられます。
文章だけでは届かない温度がある。
BtoBでも動画や人の見える発信が増えているのは、必然だと思います。
まとめ
「正しいことを書く」だけでなく、「誰が、どんな考えでやっているかが伝わる」発信へ。
きちんとしていることは大前提です。でも、それだけでは届かない。
だからこそ、会社らしさや人間らしさが見える発信が、
これからのBtoBにはますます必要になってくると感じています。
先週のニュースを読みながら、そんなことをあらためて考えました。
この記事がご参考になれば幸いです。