心を「無」にする修行?春日井の泰岳寺で坐禅と写経を体験してきました
![]()
こんにちは。代表の坂田です。
先週、スタッフから「もっと坂田さんの個性を出して!」とリクエストをもらったので、
今日はさっそく、先月末に体験してきた「非日常」な出来事について書こうと思います。
行ってきたのは、春日井市にある泰岳寺(たいがくじ)さんの坐禅会・写経会です。
実は私、特定の宗教に強い関心があるわけではありません。
ただ、「2026年は新しい体験を増やす」と決めていたこと、
そして日々の業務がありがたいことに多忙を極めていたため、一度スマホも仕事も忘れて、
自分の心を見つめ直す時間が必要だと感じて参加を決めました。
「寒さ」もまた、修行のひとつ
境内に入って驚いたのは、参加者の多さ。50名ほどの方が集まっていました。
この時期ですから、感染症対策でしっかり換気をされており、堂内はかなりの冷え込みです。
震えそうになりましたが、
和尚さんの「寒い中で行うのも修行の一つ。身が引き締まる感覚を大切に」という言葉に、
背筋がスッと伸びるのを感じました。
坐禅は15分を2セット。和尚さんから教わったコツが、とても興味深いものでした。
-
「無」にならなくていい: 「お腹が空いた」などの雑念が浮かんでも、それを否定せず「ああ、今そう思っているな」と受け入れて流す。
-
目は閉じない: 1メートルほど先をぼんやり見つめ、ゆっくり呼吸しながら「1から10」までを心の中で数える。
これ、実は制作の仕事にも通じる気がします。
アイデアが出ない時やパニックになりそうな時、無理に思考を止めるのではなく、
一度「今の状態」を客観的に受け入れる。その方が、案外集中力は高まるのかもしれません。
警策(けいさく)と、想定外の誤算
坐禅中、希望者は和尚さんに背中を叩いてもらう「警策」を受けることができます。
私も「喝」を入れてもらおうと、1セットにつき1回ずつお願いしました。
…が、ここで誤算が。
この日はあまりに寒かったので、私はしっかり厚手のジャンバーを着込んでいたのです。
和尚さんの渾身の一撃も、ジャンバーの防寒性能に阻まれ、痛みはほとんどなし。
「もっとダイレクトに刺激が欲しかった…」と、少しだけ残念な気持ちになったのはここだけの秘密です(笑)。
次は夏の薄着でリベンジしたいと思います。
写経で知る「自分の癖」
![]()
坐禅の後は、場所を移動して写経に挑戦しました。
筆ペンでなぞるだけなのですが、これが予想以上に難しい。
字に自信がない私にとって、一文字一文字に集中する作業は、坐禅以上に「今の自分」と向き合う時間になりました。
終わってみれば、2時間の坐禅も写経もあっという間。
不思議なことに、その日の夜は驚くほどぐっすりと眠ることができました。
頭の中の「ノイズ」が整理されたのかもしれません。
最後に
日々、Webや広告という「情報の激流」の中に身を置いている私たちにとって、
こうした「強制的に立ち止まる時間」は、実は一番の贅沢なのかもしれません。
アトマの理念である「考え抜いた表現」を生み出すためにも、まずは自分の心を整えておくこと。
今回の体験を通して、私自身もさらにアップデートされた状態で、お客様の課題に向き合える気がしています。
泰岳寺さんの坐禅会は、毎月末の土曜日に開催されています。
「最近、頭が休まっていないな」と感じている方、一度体験してみてはいかがでしょうか?
(冬は薄着で行きすぎない程度に、防寒対策を忘れずに!)