スマートフォンのバックアップにご注意を

こんにちは。代表の坂田です。
今年は梅雨がとても長いですね。撮影が延期になっているお客様もあり早く梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。さて、前回のブログで会社のパソコンを変えたお話をしましたが、今回は愛用しているi-Phoneが故障した件を少し長い文章ですがご紹介させていただきます。

少しの落下でも危険です

私用兼ビジネスで使っているi-Phoneですが、寝室のベッドに放り投げたところ、運が悪くそのまま隙間から落下してしまいました。その際、変な音がしたので少し心配になりましたが、操作をしてみると特に問題なかったのでそのまま就寝しました。
さて、翌日お客様先に向かう車中の信号待ちで、いつもの顔認証をして、画面を開こうとしても顔認証がまったく認識してくれません。手入力でパスワードを入力すれば開きますが、いつもと違う感覚で違和感があります。この時点で「おや？」と思い始めました。結局、何度操作しても顔認証は認識せず、そのままホームページで検索して出てきた「顔認証が不具合した際の試してみる方法」に書かれていた“再起動をしてみる”を実行してみました。

この操作が悲劇を招いてしまいました・・・。

なんと、i-Phoneがまったく起動しなくなりました・・・。起動しようとしてもアップルのロゴマークが等間隔で表示され、再起動を試みていますが、まったく起動しません。メールを見たり、会社のスタッフとLINEで仕事連絡のやりとりを行っているので、この瞬間、いかに自分がi-Phoneに頼っていたかを痛感しました。この日は夕方までお客様先を訪問する予定でしたが、1番目のお客様が予定よりも大幅に早く打ち合わせが終了したので、急いで会社に戻り、i-Phoneの復旧を開始しました。

まずは、完全に起動ができないので、泣く泣く初期化状態に戻すことを決意しました。新しいパソコンにiTunesのソフトを入れていたので、バックアップは取ってあると勝手に判断してしまいました。これが次の悲劇につながります・・・。

そして、初期化をして、バックアップデータを取り込もうとすると、実は新しいパソコンのiTunesにバックアップは取っていませんでした・・・。ソフトをインストールしただけで、バックアップは取っていませんでした。痛恨のミスです。しかし、前に使用していたノートパソコンに一度バックアップを取っていたので、復元はできることになりましたが、一つ問題が・・・。

2018年10月のデータでした。

半年以上前のデータなので、おそらく無いデータ（撮影画像など）もあります。とはいえ、初期化をしてしまったので、もうそのデータを入れるしか残された道はありません。次の約束があったため、社内の心優しいスタッフに作業を任せ、次の約束しているお客様先に向かいました。すると途中で連絡があり・・・

「何度やっても途中で復元が失敗します！」

悪夢の連絡が会社の携帯のショートメールに何度も入ってきます。
ここで、私は「最悪、すべてなくなっても仕方ない！」と腹をくくりました。

結論から言いますと、何とかスタッフのお蔭で、2018年10月のデータが復旧しました。もちろん最新ではありません。しかし、私用の電話帳や多くのデータは残っていたので、一安心です。とはいえ、何かしらの影響で電源が落ちた場合に再起動できるかは分かりません。使用していても少し画面に不具合を感じます。

Appleの不具合対応に感謝！

さて、ここまで、私用していたi-Phoneの故障した流れを書いてきました。この先、完全に故障する危険性が高まったため、i-Phoneに修理を出すことにし、Appleのサイトからチャット機能を使って、i-Phoneの状況と修理の相談をしました。

まず、驚いたことが２点ありました

1. Apple社のスタッフがその場で自分の使用しているi-Phoneの状況をネット回線を使って状況を調べてくれたことです。
2. 故障の原因によりますが、少し費用（高額ではありません）を支払うことで、新品の同機種に交換してくれることになりました。故障の原因次第で無料交換とも言われました。

このような対応はとても嬉しいです。

i-Phoneを使用する際の注意点

１．バックアップをこまめにとる

今回の件で、私が一番大きなミスを犯したのはデータのバックアップをこまめに取ることです。会社のパソコンデータや制作データは３か所に分けてのバックアップを徹底していますが、私用のi-Phoneのバックアップはそこまで意識していませんでした。

ということで、スマートフォンをある程度ご活用されている方がいましたら、

こまめにルールを決めてバックアップを取りましょう。

どこで、いつ、どのような不具合や故障が起きるかは分かりません。交通事故みたいなものですね。保険は自分でかけましょう。

２．i-Phoneケースを頑丈に

仕事柄、撮影などもあるので落とすこともどうしても出てきます。（もちろん今回の大きな故障の原因は私がi-Phoneを無造作に投げてしまったことですが・・・。）

もちろん、保護カバーは付けていますが、ショップで販売しているカバーではすべて防ぐことはできません。さらに、私は浴槽内でネットサーフィンをする癖があるので、少しひびが入った状態でお風呂に持ち込むと湿気が入ってしまいます。精密機器なので、それが今回の故障拡大にもつながったと思われます。

そこで、頑丈なケースカバーに新品のi-Phoneが購入し、変更しました。

キャッチコピー「米軍軍事規格に準拠した・・・」＋周りが完全に覆われていて水中でも使えるというものです。もちろん頑丈そうのため、スマートには見えませんが、故障を防ぐためには仕方ありません。また、多少タッチパネル反応が遅いので慣れるまでは少し時間がかかりそうです。
とはいえ、今後使用する際は、カバーは付いていますが、取り扱いには気をつけていきたいと思います。

皆さんもお使いのスマートフォンはこまめにバックアップを取られることをお薦めします。