チラシ・Web・動画、どれを先にやるべき?販促で迷った時の「設計図」の描き方
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こんにちは。代表の坂田です。
販促や広報を見直したいと思った時、多くのお客様が最初にぶつかるのが、こんな悩みです。
「まずチラシを作るべきか」
「それとも、古くなったホームページを整えるのが先か」
「今は動画も活用しないと置いていかれるのではないか」
どれも大切に思える一方で、予算も時間も無限ではありません。
すべてを一度に動かすのが難しいからこそ、
「何から着手すべきか」で足が止まってしまう企業様は少なくありません。
正直に申し上げれば、この問いに「正解の順番」は一つではありません。
なぜなら、チラシ・Web・動画にはそれぞれ得意分野があり、
優先順位は「今、あなたが何を成し遂げたいか」によって180度変わるからです。
世の中の流行りや見た目の派手さだけで「今は動画の時代だから」と手段から入ってしまうと、
かえって伝えたいことがボヤけてしまうこともあります。
大切なのは、ツールを決める前に、まずは「誰に何を届けたいのか」という設計図を整理すること。
今回は、その判断基準を私なりに整理してみます。
まず考えるべきは「何を作るか」ではなく「何のためにやるか」
販促の相談を受けていると、どうしても「チラシをどうするか」といった「手段」の話になりがちです。
もちろんそれは自然なことですが、私はいつも一歩手前の「目的」をお伺いするようにしています。
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すぐに来店や問い合わせの数字を動かしたいのか
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会社としての信頼感や「らしさ」をしっかり積み上げたいのか
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採用活動のために、職場のリアルな雰囲気を伝えたいのか
ここが曖昧なまま走り出してしまうと、
「チラシは配ったけれど反応が薄い」
「ホームページは綺麗だけど問い合わせに繋がらない」といった、
ちぐはぐな結果を招きかねません。
「何を先にやるか」を考える前に、
まずはノートを一冊用意して「今回、何を実現したいのか」を書き出してみる。
実は、そこが一番大切なスタートラインになります。
「すぐに」ならチラシ、「信頼」ならWeb
目的が見えてくると、選ぶべきツールの役割もはっきりします。
たとえば、チラシの強みは「即効性」と「プッシュ力」です。
地域に向けた告知やイベント案内、キャンペーン情報など、
「この時期に、このエリアの人に知ってほしい」という場合には、今でも非常に強力な武器になります。
手元に残り、強制的に視界に入るという点では、Webにはない強さがあります。
一方で、チラシだけで伝えられる情報には限界があります。
興味を持った人が「もっと詳しく知りたい」と検索した時に、受け皿となる場所が整っていないと、
せっかくの関心も逃げてしまいます。そこで重要になるのがWeb(ホームページ)です。
ホームページは、いわば「信頼の土台」。
会社の理念や実績、よくある質問、具体的なサービス内容…。
チラシやSNSで興味を持った人が、「ここなら安心だ」と納得するための場所です。
「今すぐ広めたい」ならチラシが先になりますし、
「選ばれるための根拠を整えたい」ならWebが最優先になります。
「空気感」を届けるなら、動画の右に出るものはない
そして最近、欠かせない存在になっているのが動画です。
動画の最大の強みは、文字や写真ではこぼれ落ちてしまう「温度感」を届けられることです。
スタッフの何気ない表情、現場の活気、施設の空気感、代表の語り口…。
これらは、文章でいくら説明するよりも、数秒の映像の方が雄弁に伝わることがあります。
特に、採用活動や施設紹介など「人」や「場所」の魅力を直感的に伝えたい場面では、
動画は圧倒的な力を発揮します。
ただし、動画も「作って終わり」ではもったいない。
ホームページのどこに置くのか、SNSでどう流すのか。
「どこで、誰に見てもらうか」という出口までセットで考えることで、初めて生きたツールになります。
大切なのは「連動」という設計図
ここまでお伝えすると、「結局、全部必要ということか」と思われるかもしれません。
その通りなのですが、大切なのは「これらをつなげて考える」という視点です。
チラシで興味を引き、ホームページで信頼を築き、動画で安心感を与える。
こうした「流れ(導線)」ができている発信は、単体で動かすよりも何倍もの力を発揮します。
最初からすべてを完璧に揃える必要はありません。
まずは一歩踏み出すとしても、「その先にどう繋げていくか」という予習をしておくだけで、
後からの無駄なコストや手戻りを防ぐことができます。
迷った時は「目的・相手・導線」の順で整理する
もし今、何から手をつけるべきか迷っていらっしゃるなら、ぜひ次の3つをノートに書き出してみてください。
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目的は何か?(集客、採用、認知)
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相手は誰か?(地域の住民、求職者、既存のお客様)
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どう動いてほしいか?(チラシを見て電話してほしい、Webで詳しく見てほしい)
この順番で整理していけば、今、あなたが一番に作るべきものが自然と見えてくるはずです。
販促で迷った時ほど、手段(ツール)に飛びつかず、まずはじっくりと設計から考える。
それは一見、遠回りに見えるかもしれませんが、
お客様に「想い」を届けるための最短ルートだと、私は信じています。