秋の集客や採用は「夏の段取り」で差がつく。チラシ・Web・動画を動かす前に考えたいこと
![]()
こんにちは。代表の坂田です。
「秋になったら動こうかな」と考えているうちに、気づけば準備期間が足りなくなって焦ってしまう…。
実は、広告や販促の現場では、こうしたことが本当によくあります。
秋は、企業にとって集客や採用、販促の動きが一段と活発になる時期です。
夏休みが終わると年末に向けた商戦が視界に入りますし、
採用活動でも秋以降の動きを見据える企業が増えてきます。
学校などの教育関係であれば、次年度の募集に向けた広報が本格化する大切なタイミングです。
ただ、実際には「必要になったら相談しよう」と思っている間に、
チラシの制作、ホームページの改修、動画の撮影・編集などに想像以上の時間がかかり、
十分な準備ができないまま本番を迎えてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、秋の仕事は秋に考えるのではなく、今のうちから少しずつ「思考の整理」を始めておくことが大切です。
今回は、なぜ今の時期の準備が成果を左右するのか、その理由とポイントをまとめます。
広告は「思い立ってすぐ」には形にならない
広告や制作物は、パッと形になるように見えて、実は裏側でいくつもの工程が動いています。
たとえばチラシ一枚をとっても、企画を練り、情報を整理し、デザインを起こして、修正を重ね、
ようやく印刷・納品…というステップがあります。
ホームページなら原稿作成や素材準備にさらに時間がかかりますし、
動画であれば構成案から撮影日の調整、編集作業まで、多くのリソースが必要です。
これらは、どれか一つでも滞ると全体が後ろにズレ込みます。
特に、社内での確認作業や、関係者が複数いるプロジェクトほど、思った以上に時間がかかるものです。
「秋に向けて何か打ちたい」と思ったときに、そのタイミングから制作会社を探し始めると、
どうしても選択肢が狭まり、やっつけ仕事のような準備になってしまいがちです。
余裕を持って進めるためには、まだ世の中が本格的に動き出していない今の時期に、
まずはノートを広げて方向性だけでも整理しておくことをおすすめします。
チラシ・Web・動画は「連動」させるからこそ強くなる
販促や広報のご相談を受けていると、「とりあえずチラシだけ」「動画は余裕があれば」と、
手段ごとに切り分けて考えられているケースをよく目にします。
もちろん単体でも役割はありますが、今の時代、情報の受け取り方は本当に多様です。
単発で終わらせるよりも、それぞれのツールがつながりを持つ設計にした方が、格段に効果は高まります。
-
チラシを手に取った人が、さらに詳しく知るためのホームページがある。
-
ホームページへ誘導するために、短尺の動画やSNSで興味を惹く。
-
動画を見て共感した人が、問い合わせやすい動線を作る。
つまり、「何をつくるか」という手段よりも、「どう伝わる流れをつくるか」という設計図を先に描くこと。
この視点があるだけで、秋の施策の質はガラリと変わります。
検索広告(Google広告)だけが正解ではない
例えば、「広告を出すならWeb広告として即効性があるGoogle広告」と考える方も多いでしょう。
確かに、今すぐ情報を探している層に届けるには有効な手段です。
ただ、私たちの実感として、すべての仕事が検索広告だけで完結するわけではありません。
「なんとなく気になっているけれど、どこに相談すればいいか迷っている」という潜在的な層には、
検索広告だけでは届きにくい。そうした方々には、ブログやSNS、事例紹介、あるいは動画などを通じて、
少しずつ「認知」と「信頼」を積み重ねていくプロセスが不可欠です。
最近ではInstagram広告のように、視覚的なアプローチでこれまで届かなかった層から
良い反応が得られるケースも増えています。
「広告を出すか、出さないか」という二択ではなく、どの媒体を使い、どんな順番で、どう見せていくか。
その全体最適を考えることが大切です。
秋に慌てないために、今ノートに書き留めたい3つのこと
本格的な制作に入る前に、まずは以下の3点を整理してみてください。
-
「何のために」動くのか(目的の再確認) 新規集客なのか、採用の強化なのか。ここが曖昧だと、せっかくの制作物も芯がブレてしまいます。
-
「誰に」届けたいのか(ターゲットの具体化) 求職者なのか、保護者なのか、あるいは既存のクライアントなのか。相手が変われば、当然選ぶべき言葉やデザインのトーンも変わります。
-
「どう組み合わせるか」(媒体の選定) チラシ、Web、SNS、動画。すべてを一度にやる必要はありません。ただ、「最終的にどうつなげるか」をあらかじめ想定しておくことで、後からの手戻りや無駄なコストを抑えられます。
制作の現場にいると強く感じますが、必要になってから慌てて動くよりも、
少し手前からじっくり戦略を練っておいた方が、結果的に落ち着いて良い判断ができます。
私たちも、単に言われたものを作るだけでなく、
お客様にとって本当にプラスになる提案をしたいと考えています。
そのためには、やはり「準備」の時間が大きな味方になります。
「今年の秋、誰に何を伝えたいか」。
まずは大きな発注を考える前に、頭の中にある想いを整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
その一歩が早いほど、秋に手にできる成果は大きなものになるはずです。
秋の成果は、夏の段取りで決まります。