「映え」よりも「本音」。オープンキャンパスの裏側で見えた、高校生の心を開く学生の言葉
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こんにちは。代表の坂田です。
先週の記事では、入試相談における「紙」のパンフレットが、
親子の合意形成にいかに重要かをお伝えしました。
しかし、どれほど優れたツールを用意しても、その中身に「体温」が宿っていなければ、
今の高校生の心には届きません。
私は長年、ある大学様のオープンキャンパスに裏方として参加し続けています。
レンズ越しに、あるいは会場の片隅から受験生の動向を観察していると、ある確信に突き当たります。
今の高校生は、大人が用意した「綺麗な言葉」を驚くほど冷静に見抜いている、ということです。
「完璧な説明」よりも「誠実な対応」
オープンキャンパスの主役は、立派な校舎でも、私たち大人のプレゼンでもありません。
現場で受験生と接する「学生スタッフ」の姿そのものです。
私が現場でクライアント様にアドバイスさせていただくのは、制作物の話だけではありません。
「あのブースの学生さんの対応、とても良かったですよ。この点の話の時に高校生がとても真剣の聞いていました」
「学生生活の楽しさだけでなく、忙しさや大変さを正直に伝えている時の方が、高校生の目が輝いています」
高校生が求めているのは、完璧な理想郷ではなく、
「自分がこの先輩たちの中に混ざって成長できるか」というリアリティです。
学生スタッフが、高校生からの突っ込んだ質問に対して、自分の言葉で、時には悩みも含めて誠実に答える。
その瞬間、大学・専門学校の「本当の姿」が伝わり、信頼が生まれるのです。
嘘偽りのない「学生視点」が、最強の広報になる
大学案内を作る際、アトマが大切にしているのは、学生さんの「本音」を引き出すことです。
学校側が伝えたいメリットを並べるだけでは、単なる「宣伝」になってしまいます。
「なぜこの大学を選んだのか」
「入ってみて、想像と違ったことは何か」
「テスト前はどう過ごしているのか」
そうした、少し泥臭くも嘘偽りのない学生生活の断片を、いかに学生視点で伝えられるか。
綺麗なデザインや写真は、その「真実」を際立たせるためのスパイスに過ぎません。
現場で気づいたことを、次の提案へ
私は撮影者として現場に入りながら、常に「次の一手」を考えています。
受験生がどのブースの前で立ち止まり、学生スタッフのどの言葉に耳を傾けたのか。
その膨大な観察データこそが、アトマの提案の源泉です。
「綺麗なパンフレット」を作るのは当たり前。
私たちが目指すのは、オープンキャンパスという「現場の熱量」と、
パンフレットの中にある「学生の言葉」が一本の線で繋がり、
受験生の心にある「最高の空白」を納得感で埋めることです。
新年度の募集戦略を考える今。
テクニックとしての広報ではなく、あなたの学校の「本当の姿」をどう届けるか。
なぐり書きのノートを広げ、まずは30分の対話から、一緒に見つけていきませんか。