「No.1」の代償は1.7億円。私たちが耳障りのいい言葉より「根拠」を重んじる理由。
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こんにちは。代表の坂田です。
先日のブログでも少し触れましたが、今、広告業界に激震が走っています。
2026年3月12日、消費者庁は大手モバイルWi-Fiレンタルサービス「イモトのWiFi」を展開する企業に対し、
約1億7,300万円という巨額の課徴金納付命令を出しました。
理由は、数年にわたり掲げていた「顧客満足度No.1」などの表示に、
客観的な根拠がなかったと認定されたためです。
(1.7億円…。ひとつの広告表現が、企業の経営を揺るがすほどの重い代償を払うことになりました。これは決して他人事ではありません。)
暴かれた「No.1調査」の実態
今回、消費者庁が厳しく指摘したのは、その「調査の質」でした。
実際にはサービスを利用したことがない人を対象に、単に「Webサイトの印象」だけを尋ねて、
それを「満足度No.1」として発表していたのです。
広告を作る側、そして依頼する側にとって、
「No.1」という称号は喉から手が出るほど欲しい魔法の杖かもしれません。
しかし、その杖が「砂上の楼閣」であれば、崩れるのは一瞬です。
私たちが、あえて「面倒なこと」を言う理由
アトマでも、お客様から「業界No.1って入れたいんだけど」「地域で一番って書けないかな?」と
ご相談をいただくことがあります。
そんな時、私はあえて少し「面倒なこと」をお伝えすることがあります。
「その根拠となる数字はありますか?」
「第三者機関の調査は入っていますか?」
それは、お客様を疑っているからではありません。
「お客様の大切なブランドを、一時の過大広告で傷つけてほしくない」という、
私たちの切実な願いがあるからです。
(派手な言葉で一瞬の注目を集めるより、等身大の良さをどう磨き上げ、正しく伝えるか。そこにこそ、広告屋としての本当の腕の見せ所があると思っています。)
アトマが約束すること
創業から13年目に入った今、私たちが最も守るべきものは「誠実さ」だと確信しています。
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「バズる」よりも、嘘のない「信頼」を
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「耳障りのいい言葉」よりも、血の通った「事実」を
今回のようなニュースは、私たちプロにとっても大きな学びとなります。
コンプライアンスを遵守することは、守りではありません。
お客様の未来を守るための、最強の「攻め」の姿勢です。
(新しいカバンに詰め込んだのは、流行りのテクニックだけではありません。お客様と一緒に「本当の価値」を探し抜く、愚直なまでの誠実さも一緒です!)
皆様の大切なビジネスを、10年、20年と続く本物のブランドにするために。
私たちはこれからも、一文字一文字に「嘘のない熱量」を込めてまいります。