取材・撮影を終えたあとに、必ず社内でやっていること
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前回の記事でも紹介しましたが、
先般、教育関係のパンフレット制作のための取材・撮影に行ってきました。
現場での取材や撮影は、どうしても「ここが一番の山場」と思われがちですが、
私たちにとっては、取材・撮影が終わってからの時間もとても重要だと感じています。
写真は「良い・悪い」では分けません
撮影が終わると、カメラマンから送付していただいた写真を一通り確認します。
このとき、「使いたい写真」「使わない写真」と単純に分けることは、あまり行っていません。
- 今回のパンフレットの役割に合っているか
- 誰に向けた表情になっているか
- 他の写真と並んだときに意味を持つか
こうした視点で、この写真を使うか・使わないかを考えるようにしています。
取材メモは「言葉の温度」を残す
学生インタビューや先生方への取材では、録音を取りながら話を聞きます。
その後、文章として整理する前に意識しているのが、
そのときの空気や言葉の温度を忘れないことです。
「この一言は、そのまま使いたいな」
「ここは言い回しを整えたほうが伝わりそうだな」
そんな感覚をできるだけ早めに書き留めておきます。
デザイナーとの共有は、なるべく具体的に
写真と取材内容がそろったらデザイナーと共有します。
このとき、単に素材を渡すだけではなく、
- どの写真にどんな意味があるのか
- どの言葉を軸にしたいのか
- どんな流れで読んでほしいか
といった点をできるだけ言葉で伝えるようにしています。
完成形を一緒に思い描けているかどうかで、デザインの精度は大きく変わると感じています。
作る前より、少し整理されている状態を目指して
取材・撮影後の作業で意識しているのは、「情報を増やす」より「整理する」ことです。
素材は揃っているけれど、まだ形にはなっていない。
その状態を、一段階整理してデザインに渡す。
このひと手間が最終的なパンフレットの分かりやすさにつながると考えています。
最後に
取材・撮影は、パンフレット制作の大切な一部ですが、
それだけで完結するものではありません。
終わったあとに何を考え、どう整理するか。
その積み重ねが、伝わる広告につながっていくと感じています。