プルデンシャル生命のニュースを見て思うこと。私が「保険」から「広告」へ戻った理由
![]()
こんにちは、代表の坂田です。
先日、プルデンシャル生命の件が大きく報じられているのを見て、正直、胸がざわつきました。
契約者の方にとっては、ニュースを追うほど不安になりますよね。
今日のブログは、広告制作会社としては少し意外なテーマかもしれません。
「え、広告と関係あるの?」と思われた方もいると思います。
でも、私にとっては「ど真ん中」の話です。
実は私、昔、外資系の生命保険会社で営業プランナーとして働いていた時期があります。
今日は、当時のちょっと恥ずかしい本音も含めて、
「誠実さは仕事の種類が変わっても一生もの」という話を書いてみます。
「稼ぎたい」も本音。だけど、それだけじゃ続かなかった
保険の世界に入ったきっかけは、今だから言えますが、
「成功してお金を稼ぎたい」という気持ちもありました。
ただ、それ以上に、ご家族に「もしも」があったとき、最初に守れる存在になれる。
この仕事の意味に、最初は素直に惹かれました。
働いた期間は2年弱。
完全歩合制というシビアな環境で、毎日が勝負でした。
たとえば、今でも覚えているのは、
土曜の朝一から夕方までテレアポを行うために受話器を握っていた自分です。
「今日は1件でもアポイントが取れるだろうか・・・」
そんな不安を抱えながら、笑顔を作っていました。
今思うと、若かったなと思います(笑)。
気づいてしまった「自分の好きなサイクル」
続けるうちに、ある想いが大きくなっていきました。
保険という仕事は、本当に価値のある仕事です。
ただ、その価値が一番発揮されるのは、お客様にとって悲しい「もしも」が起きた瞬間でもあります。
ここが、私には少し苦しかった。
私はもともと、「企画して、形にして、結果をみんなで喜ぶ」。
このクリエイティブなサイクルが心底好きなんです。
広告なら、
「集客が増えた」
「問い合わせが来た」
「採用が決まった」
みたいな、目に見える良い結果を一緒に喜べる。
その感覚を、どうしても諦めきれませんでした。
当時のお客様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、
私は保険の世界を離れて、広告制作の仕事に戻る決断をしました。
「坂田くんの契約者は、良い人ばかりだね」
会社を辞めたあと、私の契約を引き継いでくれた営業プランナーから、こんなことを言われました。
「坂田くんのお客様、本当にいい人ばかりだね。辞めたあともみんな理解してくれている。
それは君が誠実に向き合ってきたからだと思うよ」
その言葉を聞いたとき、申し訳なさと同時に、少し救われるような気持ちになりました。
うまくやれたことばかりではありません。不器用で、遠回りもしました。
あの時の決断から10年以上。
今こうして自分の会社を立ち上げ、広告の仕事を続けてこられたのは、
あの時の自分の直感を信じてよかったと、今は心から思っています。
今回のニュースを見て、思い出したこと
今回の不祥事のニュースを見て、悲しい気持ちになりました。
フルコミッションという世界にいたので、
「稼ぎたい」という一心で余裕をなくしてしまう怖さは、分からなくもありません。
でも、当時の私には口うるさく言ってくれる上司がいました。
「不正は絶対にやるな!」「お客様にはとにかく誠実であれ」と、
それこそ耳にタコができるほど指導されました。
その教えがあったからこそ、誘惑に負けることなく、今の私がある。その上司には感謝しかありません。
広告の仕事も、結局は同じ
今の仕事も、形は違っても本質は同じだと思っています。
私たちが企画し、デザインしたものは、お客様と、その先のお客様をつなぐ架け橋になります。
だからこそ、表現に嘘があってはいけない。
誇張や見せかけで作ったものは、必ずどこかで綻びます。
真っ直ぐ向き合った分だけ、結果として返ってくる。
それが広告の仕事の醍醐味だと、私は思っています。
最後に
今回の件をきっかけに、私自身も改めて思いました。
仕事は、スキルや仕組みも大事ですが、最後は「誠実さ」が土台に残る。
そしてそれは、職種が変わっても一生ものだということです。
私たちアトマも、
「考え抜いた表現で人々の選択に貢献する。」
この理念のもと、派手さよりも、まっすぐさを大切にしながら、
お客様とその先のお客様を“むすび、つなぎ、ひろげる”仕事を続けていきます。
今日の話が、どなたかの安心や判断の材料になれば嬉しいです。
補足
※本記事は、報道および同社の発表を見て感じた個人の所感です。記事参照