おしゃれだけど、どこかで見たデザイン?AIデザインの普及で見落とされがちな「ブランドの落とし穴」
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こんにちは。株式会社アトマ 代表の坂田です。
最近の生成AIの進化は本当に凄まじいですね。 今や専門的なソフトを使わなくても、AIに指示を出すだけで、誰でも一瞬でおしゃれな画像やチラシのデザインが作れてしまう時代になりました。
プロに頼む予算や時間を大幅にカットできるため、ビジネスにおいて非常に便利なツールであることは間違いありません。私自身も、AIの持つスピード感やアイデア出しの可能性には日々感心させられています。
しかし、デザインのプロとして日々お客様の広告におけるブランディングに向き合う中で、「このままAIだけに任せていて、本当に大丈夫だろうか?」と感じる場面も増えてきました。
決して「AIを使わないでください!」ということではありません。 今回は、AIによるデザインが普及した今だからこそ知っておいていただきたい「見落とされがちなリスク」と「プロに頼む本当の価値」についてお話ししてみたいと思います。
1. 「綺麗だけど、どこかで見たデザイン」の罠
AIは、インターネット上にある膨大なデザインデータを学習してアウトプットを出します。そのため、誰が見ても「綺麗で整った、万人受けするデザイン」を作るのは非常に得意です。
ですが、言い換えればそれは「平均的で、どこかで見たことがあるようなデザイン」になりやすいということでもあります。
例えばインスタグラムを見ていると、いかにもAIで作成しましたという広告を最近よく見かけるようになりました。
競合他社も同じようにAIを使ってデザインを作るようになると、市場には似たような雰囲気のチラシや画像が溢れることになります。結果として、自社ならではの個性や強みが埋もれてしまい、長期的な「ブランド力の低下(棄損)」に繋がってしまうリスクがあります。
2. 「自分で作った愛着」が、客観的な目を曇らせてしまう
もう一つの落とし穴は、人間側の心理にあります。
自分でAIに指示を出し、パッと素敵なデザインが出来上がると、どうしても「自分が作った!」という愛着や達成感が生まれますよね。すると、「このデザインは本当にお客様に伝わるだろうか?」という客観的な判断が難しくなってしまうのです。
私たちデザイン会社に依頼していただいた場合、私たちは「それ、本当にお客様にお伝えしたいことが届きますか?」「この色だとターゲット層に届きにくいと思うのですが・・・」といった、少し耳の痛いご指摘やご提案をさせていただくことがあります。
ですが、この「プロによる客観的なフィルター」こそが、自己満足で終わらない、成果の出るデザインを作るために一番必要なプロセスなのです。
これからの時代に「勝てる会社」のデザイン活用法
では、これからの時代、AIとどう付き合っていけば良いのでしょうか?
私が考える答えは、「AIはアイデア出しやデータ整理として賢く使い、最後のビジュアル表現やブランディングはプロに委ねる」というスタンスです。
AIの利便性を上手にビジネスに取り入れつつも、自社の想いや「らしさ」を形にする最終的なデザインは専門のプロに依頼する。これこそが、他社と差別化し、自社のブランド価値を正しく守り続ける賢い選択だと考えています。
おわりに
アトマの社内でも、日頃からこんな議論を重ねています。 「AIで簡単に作れる時代に、なぜお客様はアトマに依頼してくださるのか?」 「私たちが提供すべき、本当のプロの価値とは何か?」
便利なツールが溢れる時代だからこそ、単に「綺麗な形を作る」だけでなく、お客様のブランドを未来へつなぐプロとして、これからも誠意をもって発信と制作を続けてまいります。
「AIで作ってみたけれど、なんだかしっくりこない」「自社らしいデザインを見直したい」とお悩みの方は、ぜひお気軽にアトマにご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!